| 前リレー小説であった感じの学園設定で小説をかかせていただきます〜。 あ、読んだ後不快な思いを感じる方がいらっしゃったらどうぞ書き込んでくださ い。即効で削除いたしますので(笑) ちなみに学園ものですのでハオ→生徒会長 葉くん→生徒会書記 アンナ→副会長 な感じでどんどん勝手に設定してます(笑)
ピピピ…
カチャッ
ちょうど頭の上らへんで鳴る目覚まし時計をとめるとカーテンの隙間から入る光を まぶしく思いつつ起き上がった。
「…ねえ葉?」 「…」 隣から反応がないところをみると相手はまだ寝ているらしい。 「……」 どうしようかと考え付いた結果、ハオは面倒くさそうに制服に着替えた。 「…朝食でも食べようかな」 そうつぶやくとまだ眠る弟を残し、彼は朝食を食べに部屋を後にした。
「朝のニュースです、今日未明…」 テレビでは毎日のように朝のニュースが流れてくる。 それを横目にとらえながらハオはパンを手に軽く朝食をすませようとしていた。 「…そろそろ9時か…」 部屋の時計をみながら秒読みを開始すると上からドタドタッと何かが転げ落ちるよ うな音がした。
「…おはよう葉」 「ッハオ!!何でおこしてくれないんよ」 「9時ジャストだね。さすが僕の弟だ」 「これじゃもう1時間目はじまってるぞ!!」 「でもおもしろいよね葉も。なんで毎日9時ジャスト?」
会話が成り立っていないこの兄弟。 きっと某友人がいたらすかさずツッコミをいれていたところだろう。 「…それじゃ僕はもう食べ終わったし、学校に行こうかな」 かばんを持ち、急げよ、と言い残すとハオは玄関へと向かった。 葉は急いで着替え、準備をするとハオに続いて家を飛び出た。
「はぁ〜…」 「何?」 「…眠たい…」 「寝てればいいじゃないか」 「お前はなんでそう常識はずれなことがいえるんよ…」 葉はため息をつくとハオに時間をきいた。
返ってきた答えは…
「…9時37分」
「!!」
葉は血相をかえると勢いよく走り出した。
「あ、葉、アンナにあったら低血圧で遅刻って伝えておいてよ」 ハオのささいな冗談に付き合う暇もない葉は急いで学校へと向かった。
学校につくともうすでに授業は始まっており、校門には一人の少女が立っていた。 その姿をみるやいなや青ざめた顔で歩いていく葉。
「…で?」
ビクッ
目の前にいるのはかなり怖いオーラを発している自分の許婚。 「…その…な、目覚まし時計7時にセットしたんよ…」 「…で?」 「ハオが…勝手に時間かえちまったみてえで…」 「だからって遅刻なわけね。あたしの旦那ともあろう人が情けないっ!!」
バッチーーーン!!
朝から痛々しい音が響き渡った。 「で、葉?」 「うぃ…」 「あいつは?」 「…低血圧だから遅刻するっていってたぞ」
「…反省書100枚ね」 アンナはそういうと教室へ戻ろうと葉を残し歩き始めた。 「葉、今日の放課後生徒会の集まりがあるってあの低血圧の生徒会長に伝えておい て」 「うぃ…」 頬をおさえながら教室へと向かう葉。 勿論このあと担任からも怒られた彼であった。
「…眠いんよ〜…」 「何やってんだよ葉!今から昼休みだぜ?いっしょに飯食おーぜ」 机にうつぶせになっている葉のもとへやってきたのはホロホロ。 「…そだな。飯食って眠気覚ますか」 弁当など作る暇がなかったため、購買にいってパンを購入すると二人は屋上へと向 かった。
「…で、葉?あいつは今日休みなのか?」 ご飯を口にしながらホロホロが葉に話しかけると葉は苦笑しながら答えた。 「くるはずだぞ」 「あいつがこの学校の生徒会長だなんて信じらんねーよな。 毎日遅刻してくるし、そりゃ確かに勉強とか運動とかはできるかもしれねえけ ど…。 ま、オレ基本的にあいつ嫌いだし」
「……珍しく気が合ったねホロホロ」
後ろからきこえてくるのはいつもより低い声、そしてなぜか威圧感のあるオーラ。 「ハオ今頃きたんか?どう考えてもあそこから学校まで歩いて30分だろ?」 「あぁ、眠たかったから家にかえって寝なおしたんだよ」 硬直しているホロホロの隣に腰をおろすとハオはニッコリと微笑みホロホロを見据 えた。
「生徒会長で悪かったねホロホロ。これでも票の多さは一番多かったけど?」 「…あー…そうだったなハオ…」 視線をそらせつつ答えると何気なく席をたつホロホロ。 「葉、わりいな。オレ今から部活の打ち合わせだから」 「おお」
足早に屋上の階段からおりていくホロホロを見送ると残ったのは2人。 「そーいえばハオ、アンナが放課後生徒会の集まりがあるっていってたぞ」 「…あつまりか…。面倒くさいね」 「行かんと蓮が怒るぞ」 「あー…確かに後々うるさそうな気もするけど」 ハオはため息をつきつつ仰向けに寝そべった。 「次の授業なんだっけ」 「んーー多分歴史」
「…サボろ」 「それで文句いわれるのオイラなんよ?」 冷たい弟の視線を感じつつハオは起き上がるとまだ座っている葉を見下ろした。 「ま、なんとでも言い訳すればいいだろ?僕はちょっと出かけてくるから」 「ってまだ学校の時間帯だぞ!!」 葉があわてて立ち上がり、すでに屋上からおりようとしているハオに向かって叫ん だ。 「…安心しなよ。放課後までには帰ってくるから」
振り返らず手をヒラヒラとふるとハオは階段を下りていった。
こんな感じです。ってかすみません。文章まとまってない上にキャラの人格こわれ てます!!ホロホロとかもっと登場させたかったんですけど…。 では!!!微妙な終わり方ですみません。 なんか長くなったので…。この辺で打ち切ってしまいました(笑)
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