| 内容の分類:[【注意!】否定的危険]
だんだん論点が不明瞭になってしまったので、もう一度私の主張をまとめるとともに、誤解を受けているのではないかと思われる部分の説明をいたします。
まず、私は基本的に『マンキン』は素晴らしい作品である、と書いています。
そして、『マンキン』という作品はありのままではなく、矛盾している点がある、とも書いています。
しかし、矛盾しているから駄目な作品である、とは一言も書いていませんし、私自身そんなことは思ってもいません。
皆さんが私に反論するのはおそらく、矛盾している作品は駄目な作品である、といいう固定観念があるからでしょう。だから『マンキン』は矛盾していない、と反論されているのだと思われるのですが、別に矛盾していてもいいと思いますよ。 全体的に『マンキン』は武井先生ご自身の成長の物語として、成立していると思います。
ただ、私自身が矛盾が嫌い(嫌いなだけで客観的に悪いというものではありません)だから書いているだけなのです。理系的に(笑)。 だから文系の人は文系なりの考えかたがあると思うんですよ。もしくは芸術系なりの考えかたが。
芸術は矛盾だ。矛盾することこそが芸術だ。
とか芸術家のみなさんが考えているのか、どうかわかりませんが、武井先生がアーティストだとしたら矛盾しないほうが、むしろおかしいと思います。
でまあ私は理系的に『恐山ル・ヴォワール』は矛盾しているところが全くなくて、武井先生のありのままの部分が出ているものとして好きです。
あと、芸術家は不幸なほうが作品はおもしろい、というジレンマもありますね。 私は武井先生の幸せをお祈りしていますが、作品をつくる人間としてはどうだろう?という部分もありますので、絶対こうしてください、という主張でもないんですよ。ハングリーな部分が原動力になることもありますし。
では、秋奈りんとさんが受験生ということで3月まで私も書き込みは凍結します。
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