| 不知火様面白かったです!なんとなくハオと葉の兄弟愛的なものを感じました… でわ先日できた葉とアンナの小説のせますね。 =====================================
舞い落ちる紅葉の中で
「葉」 「んあ?」 「買い物行ってきて」 「またオイラなのか…」 いつもの会話をする二人の間に… 「やぁ☆」 ひとつだけ聞きなれない声が… 「あんた…何やってんの…?」 「何って…アンナに会いに来たに決まってるじゃないか」 「・・・・・・・・」 そう。この声の主はもう気付いていると思うがハオである。 『や、やべぇ…アンナ相当きてる・・・!どうなってもオイラ知らんからな!』 少し白状な弟だ。 「さあアンナ。僕と一緒にデートし」 ズパアアァァァン!!! ハオは自分の主張(?)を言い終わる前にアンナの幻の左をくらい星と化した。 「葉。あいつしつこいからこんな所からはさっさと出て買い物いきましょ」 「・・・ってアンナも来るんか?」 「分かってないわね・・・あいつがまたくるのがイヤだから私もついてくって事よ」 「・・・///」 『なっ・・・これじゃちょっぴりデートみたいじゃねえかよぉぉぉ!!』 「・・・?どうしたの?葉」 少し首をかしげて見つめてくるアンナに葉は目をそらしてしまった。 「「・・・・・・・・」」
しばらくして買い物が終わり帰っていると 「ふぃ〜・・・・・・アンナぁ〜…少し休憩してかんか?」 「何言ってんのよ!これもひとつの修行よ!さあ歩く!!」 「あぁ〜…待ってくれよアンナぁ〜…」 歩き出した。・・・・・・でも。 「やっぱダメだぁ〜・・・・・・」 葉はその場にドサッと座り込んでしまった。 無理もない。 今日は多めに買い込んでしまったのだ。しかも葉は重たい買い物袋をふたつも持っ ている。 「…しょうがないわね……」 降参したのかアンナは少し休憩することを許してくれた。 「うぁぁ〜〜〜〜〜っっ」 倒れこむようにベンチに腰をかけた葉。その隣にアンナがストッと葉の隣に座っ た。 「・・・・・・・・///」 「?」 アンナの顔が少し赤かった。すると
ザァァァァッッ・・・・・・
風がふいた。それと同時に無数の紅葉が散っていた。 葉はスクッと立ち上がり、ひとつのもみじを持って来た。 そしてアンナの髪に当ててみた。 「…うん。やっぱなんでも似合うな。オイラの嫁さんは」 「なっ………」 かぁぁっとアンナは葉の持って来たもみじに負けない位顔を赤くした。 そして葉はそのもみじをアンナに手渡した。 「やるよ。この中でとびっきり赤いぞ」 「・・・うん」 アンナは恥ずかしげにコクリと頷き 「・・・・・・ありがと」 と誰にも聞こえないような声でポツリと呟いた。 「っうし!じゃあそろそろ行くとすっか!」 うぇっへっへっと笑いながら顔の赤いアンナを置いて歩き出す葉。 舞い落ちる紅葉が二人をいつまでも見つめていた。
===================================== 一応少しは控えめにしたのですが、カップリング系統の小説嫌いな方すいませんで した。 でも自分的には結構気に入ってる作品です。 またみなさんの小説や詩を見て参考にしたいので作品見せてくださいね!(何様 でわ☆
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