| 赤ずきんちゃん(改)
狼「ホ…ホントに?」●・□・●
※幸せも束の間…
狩「フ、フフフ…フハッ…ふはははは!`▽´ 人間と獣が恋だと? …笑わせるな!赤ずきん、お前は俺と結ばれてこそ幸せになれる!だが…そいつは どうだ?人間を襲い、喰らい、悲しませる。そんな奴にお前は本当に幸せにしても らえると思っているのか!?」
※深く傷つく狼…
狼「確かに俺のような獣が赤ずきんを幸せに出来るはずがない…けど、赤ずきんの ことを思うなら狩人、お前の方が赤ずきんを幸せにしてやれるのかもしれないな」
※赤、狼の頬を叩く 『バチンッッ』
赤「私は…自分の幸せは自分で決めます!私が幸せだと思うのは狼さん、あなたと 一緒にいる事です!ずっと前からあなただけが好きなんです…。だから、私を突き 放そうとしないで?私はお母さん達に反対されてもあなたと一緒にいたいんです」
狩「赤ずきん!何故俺じゃダメなんだ!何故そいつなんだ!?俺は、こんなにも お前を愛しているのに!!」
赤「狩人さん、ごめんなさい…私は狼さんと一緒にいたいんです…ごめんなさい」
狼「俺はお前を悲しませることしかできないかもしれない…。 こんな俺でお前は本当にいいのか?」
赤「あなたが私を悲しませるだけの存在になるのなら、私はあなたを楽しませる だけの存在になります。狼さん、私はあなたでなければ嫌なんですッ」>□<
狼「赤ずきん…俺もお前でなければ嫌だ…ずっとお前だけを見てきた。 叶わぬ恋だと思った。何故俺は人間でないのかを呪った。でも、今はこんなにも 幸せな気持ちになれた…ありがとう…」。v。` 〜つづく〜
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