| 内容の分類:[情報提供]
『マンキン』と『鋼の錬金術師』(『ハガレン』)は似ているなと思ったので、共通点を列挙してみます。
なお、これは批判文ではありません。
また、『ハガレン』を読んでいないかたには、かなりのネタバレになってしまいますので、お読みにならないで下さい。
☆主人公の属している組織が敵(の組織)と関わり合いがある。
『マンキン』ではパッチ族のシルバはハオの子孫で、十祭司のマグナとニクロムはハオの手下です。『ハガレン』では大総統はウロボロスの一員でした。
☆主人公と敵以外の第三の組織が存在する。
『マンキン』ではエックス―ロウズとガンダーラがそうです。『ハガレン』では個人ですがイシュヴール人のスカーとシン国の人達がいます。
☆ラスボスが主人公の肉親。
『マンキン』ではハオは葉の双児の兄弟で、『ハガレン』ではホーエンハイムは“お父様”…なんでしょうか?
細かいところでは、
☆便所サンダルを履いている。
葉、イズミ。(アンナも?)
☆作者が第一回人気投票11位。
すごい偶然ですね。
☆元ネタがリンリン・ランラン。
リップとラップにリリララ、リン・ヤオとラン・ファン。 ♪リンリン・ランラン留園。リンリン・ランラン留園。留園行って幸せ食べ〜よ♪ …すいません。両先生共、関東圏ではありませんでした。でも、私は『恋のインディアン人形』は憶えて無いですよ。
ところで、違うところは、『マンキン』は『ふんばりの詩』のタイトルデザインが文庫本のようだったりと文学系で、『ハガレン』のほうは、ハボックが「突然変異万歳!」と叫んだりして理科系っぽいところでしょうか。
あとは、『ハガレン』のほうが、思想的には因果応報、自業自得で仏教的で、『マンキン』はキリスト教、というかヨーロッパ牧畜民族的家族至上の博愛主義ですね。何故日本人なのに武井先生がそういう考え方なのかと言えば、たぶんジョン・レノンがお好きだからでしょう。
|