| 内容の分類:[【注意!】否定的危険]
『アイシールド21』が好きな人は、そのサイトだけに行って、こちらには来ないで欲しい、というご意見には了承いたしかねます。何故ならこのサイトのルールにはそういったものはないからです。ここは武井宏之氏のファンサイトです、とは書いてありますが、ファン以外の人は来ないでくれ、とはどこにも書いてありません。 どこにも書いていなくてもマナーとして来るべきではない、という考えかたもおありでしょうが、それも了承いたしかねます。何故ならファン以外でも『マンキン』が気になる人の意見を聞くことで、より前に進むことができると思うからです。 また、『マンキン』ファン以外の人間を閉め出してしまうような行為は管理人さんの「みなさんもう少し気持ちを強く持っていただければと思います」というお願いと逆の行動です。そして、管理人さんのおっしゃるようなことを実現するためには、たくさんの人の違う考えかたを聞かなくてはなりません。そのためにはファンではなくとも『マンキン』に言いたいことがある人もこのサイトに来てもらったほうがいいと私は考えます。
そして、このことは終わり近くの『マンキン』と『恐山ル・ヴォワール』との違いともリンクしていると思います。終わり近くの『マンキン』は作品自体がとても閉じられたものになってしまい、私のような微妙な人間は近付けなくなってしまったと思うのです。『恐山ル・ヴォワール』連載中の『マンキン』はジャンプの巻頭カラー作品後の位置にあったこともあります。熱心なファンだけがアンケートに票を入れただけでは、多分そこの掲載位置には付けなかったでしょう。つまり『恐山ル・ヴォワール』はとても開かれた作品であり、多くの人が感動したのです。
多くの人が『マンキン』に感動して、『マンキン』を通じてより多くの人と知り合える、わかりあえるようになる。理想論かも知れませんが、それが『恐山ル・ヴォワール』で葉の言っていた“なんとかしたいこと”に通じると私は思うのです。この点において、私の考えかたは『バカの壁』の養老孟司氏の考えかたとは違います。そして、今の『マンキン』はこの“なんとかしたいこと”から遠く離れてしまっているように感じるのです。
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